呼吸器系に問題

男性医師と女性医師

呼吸器系に心身症の症状が現れると呼吸が苦しくなってしまうので命の危険にも晒されます。呼吸器系に出てくる病気としては喘息が代表的ですが、喘息に対処するためには薬などを用い、激しい運動には気をつける必要があります。生活のコツさえ掴めば重大な疾患を起こさずに済むことが多いです。喘息にかかっているとスポーツはできないと思いがちですが、有名なスポーツ選手でも喘息の症状を持っている人はたくさんいます。大事なのはどんな時に症状が出るのかを見極めることです。

喘息の症状が出る時は大気が汚染されている場所に身をおくなど環境的なものがあります。しかし、心身症で気管支喘息の発作が出る時、事情は違ってきます。心身症で喘息が出る時は必ずしも環境的な要因ではないのです。例えばピーナッツアレルギーがある人が強いアレルギー症状を引き起こすピーナッツを見ただけで気管支喘息を起こすというものです。アレルギー症状が起こった時の強い拒否反応を覚えているため、見ただけで強いストレスを感じてしまうのです。喘息の要因は強いアレルギー反応が起きると気管支の粘膜が厚くなってしまい、空気の通り道が少なくなるというものです。そうすると呼吸が早くなってしまいます。アレルゲンが身体に摂取されなくても、この症状が出るのが呼吸器系の心身症の症状です。

気管支喘息の他に呼吸器系の心身症には過換気症候群があります。これは要するに過呼吸と同じで、ストレスを感じると脳が異常反応を起こし空気が足りなく感じてしまうというものです。人間は空気が足りないと酸素を取り入れようと空気を吸い込みます。それが激しくなってしまうと身体の中に二酸化炭素が足りなくなってしまうのです。酸素は身体に必要なものですが、二酸化炭素も同様です。二酸化炭素が足りなくなってしまうと血液のPHバランスがアルカリ性に傾きすぎてしまい、しびれが生じてしまいます。そうなってしまうと脳にも影響が起き、意識が遠くなる、不安感に襲われるなどの症状を引き起こすのです。